脈拍測定の位置


人間の体で脈拍を感じ取れる場所は幾つかあります。
左右の浅側頭・総頚・腑窩・上腕・撓骨・大腿・膝窩・前頸骨・後頸骨・足背動脈がこれに該当します。
一般には一番簡単で、それなりの信憑性が得られている撓骨動脈での測定が普通です。
拍動を調べるのには、太い動脈の方が優れており、左心室縮小に起因する圧力変化が動脈の拍動を反映していると言われています。
ただ、状況によっては当該測定部位での検査が困難なケースにおいて、上腕動脈などを用いる場合もあります。

その他、毛細血管拍動、同時測定、心尖拍動測定などもあります。
動脈末梢毛細血管では心臓収縮と拡張に差がないため、これを測定するのが毛細血管拍動の測定です。
同時測定では、調べる人が二人存在するもので、聴診と脈の測定を一緒に実施します。
心尖拍動測定は第五肋間において左乳腺もしくは左鎖骨下線を対象に、心臓収縮期で測定します。

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